男性から見ると女性は不思議な生き物です。どうしてこの場面でこう考えられるのか。理屈で考える男性からすると、女性は感情が長けている印象です。花が好きだったりよく笑ったり泣いたりするように感性が豊かだなあというイメージがあります。女性からすると何のことはない普通のことなのでしょう。
女性は女性脳という言葉があるとおり、感情面、直観力に長けている傾向があります。論理的に考えやすい男性とは違い、感覚の面が非常に優れているのも女性の特徴です。多くの女性は男性に比べて敏感なところがあります。それは感覚の鋭さからくるものです。オシャレやデザインに関心が強い人が多いように、女性は感性が豊かでセンスの良さがあります。
男性でも感性が豊かでセンスの良い人もいます。しかし割合でいえば女性の方が多いと考えられます。よく笑い、涙もろく、繊細な人が多いのも女性ではないでしょうか。小さなことでもよく気づき、気配りができ、周りの空気が読めることも得意としています。もちろん、男性が全くそれらをできないわけではありません。比較的にいえば女性がそれらを普通に得意としていると考えられます。
女性が細かいことが得意でまわりの人々の気持ちに敏感なのも、遺伝子レベルで男女が違っているからだといえるでしょう。男性は遠くのことを考え、もっと大きなことに目が行きがちです。もちろん男性にも良いところ、得意とするところは多くあります。
女性はまわりの人たちに共感を求める傾向があります。それに対し男性は問題の解決を図ろうとします。大きな何か問題があったときに、全体的な人の調和や気持ちで解決に向かう女性に対し、理論や理屈で解決を図ろうとする男性に別れたりします。もちろん大きくわければの話ですが、そのような傾向に男女の差があるようです。
女性はマルチタスクが得意です。さまざまなことをこなしながら女性は多くのことを考える力を持っています。仕事をしながら恋愛や食事、家族のことなどを考えられます。それに対し男性はそのように同時にいろいろなことを考えるのがどうしても苦手です。一つのことにどうしても集中しがちになります。それも男性脳、女性脳の違いによるのでしょう。